目次
はじめに
中小企業診断士のがくじんです。私は、40代という年齢でWebマーケティングに興味を持ち、初心者からWebマーケティングを学び始めました。
このブログでは、初心者からWebマーケティングを学びたいと考えている方々に向けて、私がどのようにしてこの分野に足を踏み入れ、どんなステップを踏んで成長しようとしているかを具体的にお話しします。
はじめたきっかけ:経営者の一言で動いた心
ある日、仲良しの経営者から「中小企業の経営者はWebマーケティングを手伝って欲しいんだ」という言葉を耳にしたことをきっかに「Webマーケティング」に強く興味を持ちました。中小企業診断士として、どうやって、中小企業のサポートをすればよいか迷っていた私にとって、Webマーケティングの知識があれば、より実践的なサポートができるのではないかと考えたのです。
そこで、Webマーケティングを学び始めることに決意し、まずは自分に必要な知識とスキルを積み重ねていくことにしました。
Webマーケティングオンライン講座探し
私が最初に行ったのは、中小企業診断士の方から学べる講座を中心にWebマーケティングを学べるオンライン講座を探すことでした。多くのWebマーケティング講座は転職を目的としたものでしたが、中小企業診断士に教えていただける内容であれば、経営にまで踏み込んだ内容になり、差別化が図れると考えたためです。
具体的には、以下の要素をチェックしました。
- 実践的な内容であるか
- 中小企業向けのマーケティング戦略も学べるか
- 将来の仕事に繋がるか
これらを踏まえて、実際に講座を選びました。受講料としてはうん10万円高額になりましたが、とても実践的な学びを得ることができ、満足度は高いです。
SEO関連書籍を読み漁る
講座に加えて、私はSEOやWebマーケティングに関する書籍を積極的に読み漁りました。特に初心者におすすめの本として「沈黙のWebマーケティング」や「Webマーケティングが基礎から学べる本」などを手に取りました。これらの書籍は、基礎的な知識をしっかりと学ぶために非常に役立ちました。
- 沈黙のWebマーケティング:ハイテンションなコミックで楽しく基礎を学べる本。作画の方は私と同郷!
- Webマーケティングが基礎から学べる本:マーケティング戦略全体を理解するためのガイドブック
- デジタルマーケティングの定石:現代のデジタルマーケティングのトレンドを押さえるための必読書
これらの本を読み進めることで、SEOやキーワード選定、Googleアナリティクス、サーチコンソールなどの基本的なツールの使い方も理解できるようになりました。
政策研デジタルマーケティング研究会への参加
さらに、知識を深めるために「中小企業政策研究会」の「デジタルマーケティングラボ」にも参加しました。ここでは、他の中小企業診断士やデジタルマーケティングの専門家たちから実際の中小企業に対してどのようにデジタルマーケティングを導入するかを深く学ぶことができ、日々進化するマーケティング手法に対応するための最新情報が得られ、非常に有益です。
ロム専でも参加できますが、強化チームに参加することが特におススメ!実際の案件に取り組むなど、より実践的な学びを得ることができますよ!
自分のブログ開設とWeb解析ツールの活用
インプットも大切ですが、実際に手を動かして学ぶことが一番の勉強です。私は自身のブログを開設し、Web解析ツールを使って実際のデータを見ながら、トラフィックの増減やユーザー行動を分析しています。
無料SEOツールの探索と有料ツールの活用
SEO対策の効果をより詳しく知るため、無料のSEOツールも色々と試してみました。キーワード選定や順位チェックが簡単にできるツールは多数ありますが、実際に自分で使ってみて初めてその効果を実感できるものです。よく使う無料ツールは下記のようなものです。無料のSEOツールについては後日、別の記事で詳しく紹介いたします。
Googleアナリティクス
ウェブサイトの訪問者データを分析できるツールです。トラフィックの流入経路、ページビュー、滞在時間、コンバージョンなどを追跡し、訪問者の行動を把握することができます。
Googleサーチコンソール
Google検索結果におけるウェブサイトのパフォーマンスを確認・改善できるツールです。インデックス状況、検索クエリ、クリック数、インプレッション数、モバイル対応状況、サイトの健康状態などをモニタリングできます。
Clarity
Microsoftが提供する無料のユーザー行動解析ツールです。ヒートマップやセッションレコーディングを使用して、ユーザーがどのようにウェブサイトを操作しているかを視覚的に分析できます。
Googleトレンド
検索キーワードのトレンドを調査できるツールです。時系列データを使って、特定のキーワードの検索ボリュームが時間経過とともにどのように変動しているかを確認し、トピックの人気を分析します。
SEOチェキ
ウェブサイトのSEO状況を簡易的にチェックできる日本のツールです。タイトル、メタタグ、インデックス状況、バックリンクなどの基本的なSEO要素を確認することができます。
aramakijake
日本語のキーワード検索ボリュームを調べることができる無料のツールです。特定のキーワードの検索ボリュームと競合性を簡単に確認でき、キーワード調査に役立ちます。
ラッコキーワード
キーワードの関連語を一括で調べられるツールです。Google、Yahoo!、Bingなどのサジェストキーワードを表示し、キーワードアイデアの発掘に利用されます。
Pagespeed Insights
Googleが提供するツールで、ウェブサイトの読み込み速度を解析します。モバイル・デスクトップ両方のページの速度と改善点を示し、パフォーマンスを向上させるための具体的な提案が行われます。
リンクチェッカー
ウェブサイト内のリンクの健全性をチェックするツールです。無効なリンク(404エラーなど)を特定し、ユーザーエクスペリエンスの改善に役立ちます。
Lighthouse
ウェブサイトのパフォーマンス、SEO、アクセシビリティなどを評価するオープンソースの自動化ツールです。Google Chromeのデベロッパーツールに統合されており、改善点を詳細にレポートします。
Ubersuggest
Neil Patelが提供するキーワード調査とSEO分析ツールです。競合分析、バックリンクチェック、トラフィック分析、SEO提案など多機能で、特にキーワードの難易度とボリュームの分析に強みがあります。
ranktracker
さらに、少し背伸びをして有料ツールにも手を出しました。特に「ランクトラッカー」は、SEOのパフォーマンスを定期的にモニタリングするために便利です。実際に使ってみて、キーワードの選定や順位変動の追跡が非常に簡単で、提案書を作成する際にも大いに役立ちました。
実在企業を想定して提案のシミュレーション
実際の現場に近い形で学ぶために、実在の中小企業を想定して、Webマーケティング戦略をシミュレーションしました。これには、SEOの最適化、キーワード選定、Webサイトの改善提案などが含まれます。これらの提案をまとめることで、実践的なスキルが身に付きました。
終わりに
40代で初心者からWebマーケティングを学び始めるのは勇気がいるかもしれませんが、実際に行動を起こせばその先には大きな成果が待っています。自分の経験を通じて、これから挑戦する方々に少しでも役立つ情報を提供できたなら幸いです。
SEOやWebマーケティングは日々進化する分野ですが、焦らず一歩ずつ学び続けることで確実に力がついていきます。何からはじめたらいいか迷っている方は、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。それが将来、大きな成果に繋がるはずです。