今回は、中小企業診断士二次試験対策として、ファイナルペーパーの作成方法と書いておくべき内容を解説します。試験直前の効果的なまとめ資料として活用するための具体的な作成手順やアドバイスをお届けします。そして、勉強方法に悩む方に向けて、今回はがくじんのファイナルペーパーを特別に大公開しちゃいます!しっかり準備して、試験対策を万全にしましょう!
ファイナルペーパーは二次試験の切り札!
ファイナルペーパーは、中小企業診断士二次試験の直前対策として作成する最後の切り札です。試験でよく出題されるテーマや問題のパターン、解答作成のポイントをぎゅっと凝縮しておくことで、試験本番での自信につながります。中小企業診断士二次試験の勉強を進める中で、どのようにファイナルペーパーを作成し、効果的に活用するかを理解しておくことが合格への定石となります!
ファイナルペーパー作成のメリット
ファイナルペーパーの作成には、いくつかの大きなメリットがあります。まず第一に、試験範囲を一つの資料にまとめることで、効率的な復習が可能になります。また、過去に出題されたテーマや自分が苦手と感じた部分を集中的に確認できるため、直前の試験対策に非常に効果的です。それ以外にも以下のメリットがあります。
- 試験範囲を網羅的にまとめ、必要な情報を一目で把握できる。
- 苦手な分野や重要なポイントを重点的に復習できる。
- 試験直前に短時間で必要な情報を整理し、自信を持って試験に臨む。
また、ファイナルペーパーは、試験当日に持参しやすいサイズで作成することができ、試験前の緊張を和らげる一助となります。作成する過程でご自身の考えが整理され、限られた時間内で効率よく学習を進め、合格に近づくための強力なアイテムとなります!
ファイナルペーパーの作成手順って?
それではファイナルペーパーってどう作るんでしょう。がくじんが取り組んだ作成の手順を紹介します!
1.1次試験知識、頻出キーワードの整理
ファイナルペーパーの作成は、まず「頻出するキーワード」の整理から始めます。これには、二次試験で頻出する1次試験知識のキーワードや用語を含めます。頻出する一次試験知識を絞り込んで、学習することで、問題解答に必要な要素をすぐに思い出せるようにします。
- 事例ごとに頻出する一次試験知識を整理する。
- 用語や経営戦略に関するキーワードを含める。
- 効率的に見返せるように、カテゴリー分けをする。
2.解答作成ステップ毎のTIPS(共通編)
次に、「解答作成ステップ毎のTIPS(共通編)」をまとめます。これは、どの事例でも共通する解答作成の基本的な流れやポイントを含みます。以下に一部を記載します。
- 設問解釈時のポイント
- 与件文分析のポイント。
- 3C=SWOT解析のポイント
- 解答作成のポイント
3.解答作成ステップ毎のTIPS(事例別編)
続いて、「解答作成ステップ毎のTIPS(事例別編)」を整理します。ここでは、事例ごとの特性に応じた解答へのアプローチを整理します。
事例Ⅰ~Ⅲ
- 設問解釈時のチェックポイント
- レイヤー構造
- 解答構成の”型”
- 頻出課題への対策と効果
事例Ⅳ
- 経営分析時の評価指標の整理
- CVP計算のポイント
- キャッシュフロー計算のポイント
- NPV計算のポイント
- 企業価値計算のポイント
- 減価償却費計算のポイント
- 各種金融リスクについて
- 最近の財務的トピックス
4. 過去問に取り組んだ記録
実施した過去問の記録を詳細に残していくことは、振り返りやご自身の成長の実感につながります。記録しておく内容は
- ふぞろいな再現答案に基づいた採点結果
- 解答作成プロセス毎に要した時間
- 振り返りポイント(ここをしっかり残し、意識することが成長につながります)
がくじんのファイナルペーパー内容公開!
第二次試験対策の2年間がぎゅっと詰まったエクセルファイルを特別に公開します!
この情報を参考にして、皆さんも自分のファイナルペーパーを作成してみてください。
さいごに
中小企業診断士二次試験対策において、勉強方法に悩む受験者の方々にとって、ファイナルペーパーの作成は非常に重要です。特に、ファイナルペーパーの作成方法がわからずに困っている方も多いでしょう。試験直前に効率的に使えるファイナルペーパーを作成することで、自信を持って試験に臨むことができます。
ファイナルペーパーの作成手順を理解し、使えるワードや解答作成のTIPS、設問に対応する型を把握することが、合格への大きな一歩です。皆さんも、このガイドを参考にして、試験対策をしっかりと整え、成功を目指してください!